まいどど~も!ひで(@hide_77)です。
安倍首相の肝いりで総務省の有識者会議で検討されているスマホ月額料金の引き下げですが・・・
ぶっちゃけ下がらないでしょ!と思ってしまうのはボクだけでしょうか?
「通話料金って高いよね」「連絡はLINEで充分、LINEで通話もできるし」という声に
これからは通話も定額!
と、昨年から始まった大手キャリアの通話定額プラン。
ここで問題だと思うのはデータ通信量の単価設定。旧プランでは、各社とも7Gの定額で月額5700円と1Gあたりの単価は約814円。
それが通話定額プラン(基本料金2700円+300円)になるとどうなるか・・・
キャリア | 2GB | 3GB | 5GB | 8GB | 10GB |
docomo | 3500円 1GB/1750円 |
5000円 1GB/1000円 |
6700円 1GB/838円 |
9500円 1GB/950円 |
|
au | 4200円 1GB/1400円 |
5000円 1GB/1000円 |
6700円 1GB/838円 |
8000円 1GB/800円 |
|
SoftBank | 3500円 1GB/1750円 |
5000円 1GB/1000円 |
6700円 1GB/838円 |
9500円 1GB/950円 |
高っ!!特に小容量の単価なんて旧定額プランの倍くらいですよ!!
ちなみに最低通信量にした場合
キャリア | 料金 |
docomo | 基本料金2700円+300円+3500円=6500円 |
au | 基本料金2700円+300円+4200円=7200円 |
SoftBank | 基本料金2700円+300円+3500円=6500円 |
正直なところ、通話をほどんどしない人にとっては、値上げ以外のなにものでもないプランです。
しかもdocomoの場合は、旧プランは新規契約時に選択できないので、通話ほとんど使わなくてもこの料金体系になってしまいます。
auとSoftBankは、旧プランの選択も可能なので、その意味では若干良心的ともいえます。
で、このような指摘に対して最近登場したのが、5分以内の通話なら無料とするライトプラン(基本料金1700円+300円)。
おお!これで月額料金1000円安くできるじゃん!!
と、喜ぶのはまだ早い。
auは置いておいて、docomoとSoftBankのケースですが、この通話定額ライトプラン。2GBのデータ定額プランが選択できません。
どうなるかというと
キャリア | 料金 |
docomo | 基本料金1700円+300円+5000円=7000円 |
au | 基本料金1700円+300円+4200円=6200円 |
SoftBank | 基本料金1700円+300円+5000円=7000円 |
au以外は高くなってるぅぅ・・・(≧△≦)
どちらにしろ余り遣わない人にとっては損しかしない結果なんですよね。
結局なんだかんだとお得そうなプランをキャリアは提示してきますが、1回線あたりの単価をあるラインからは下げないように設定しているとしか思えませんね。
データ通信は技術の進歩によって、通信効率が昔に比べて良くなっています。同じ周波数帯域でも扱えるデータ量が増えているんです。それなのにデータ通信の単価が昔に比べて値上がりしているって、おかしいですよね。
当然、技術開発にコストが掛かっているのも分かりますが、データあたり通信単価を上げるのは筋違いなんじゃないかと思うわけです。
結局のところ、総務省が端末の大幅な値引き販売を止める方向にもっていくと、そのシワ寄せが既存ユーザーに降りかかってくるんじゃないかなと。
通話をほとんどしない人で月額料金を抑えたいなら、今はMVNOの格安SIMを選択するのが一番ですね。
端末の割賦契約があるのでボクはいまだにdocomoユーザですが、割賦払いが終わったらとっととMVNOの格安SIMに逃げようと思ってます。